国民健康保険料はなぜ払うのか?
なぜ、国民健康保険料を払わなければならないのか?こう考えたことのある人は意外と多いのではないでしょうか。私も若い頃、ふと思ったことがあります。特に、元気なときほど考えるでしょう(医者に通っている時は絶対に考えないと思いますが)。払うのは当たり前なのですが、なぜ払うのかを改めて考えてみましょう。
国民健康保険は市区町村が運営しています。国からの補助金もありますが、やはり我々が払う国民健康保険料も運営していく上での大切なものです。つまり、国民健康保険料は国民健康保険の運営を支えるためのものであるということです。
人間はひとりで生きているわけではありません。みんなで助け合って生きているわけです。その一つがこの国民健康保険です。自分が調子いい時は、何も思いませんが、体調が悪くなって医療機関に行った時の、3割の自己負担はとてもありがたく感じるでしょう。3割自己負担でも5000円とかかかった時など、もし、全額だったらと思うと…、考えたくありませんね。そこになぜ払うかの答えがあると思います。
国民健康保険は自分が苦しい状態になった時の支えになるもの、そして、苦しい状態になっている人たちを助けるものである。だから、国民健康保険料をしっかり払う。こういうことになると思います。自分は医者にかからないから払わないという考えをもし持っているなら、保険料は自分だけのために払うのではなく、自分も含めたみんなのために払っているんだということを思い出すといいと思います。払う気持ちも出てくると思います。