わかりやすい国民健康保険料。メニュー

国民健康保険料の納付相談

 会社を辞め、すぐに別の会社に入りそこの健康保険に入らない場合、健康保険から、国民健康保険か健康保険の任意継続のどちらかに移行する人が多いと思います。今回は前者について考えます。

 国民健康保険料の金額は前年度の住民税によって左右されます。つまり、今年度は何かしらの事情で、所得が少なくなったとしても、前年度たくさん稼いでいたら、国民健康保険料は高いと思うぐらいの額が来る可能性が高いわけです。そうなってくると、督促状が届いてから支払ったり等、支払いが遅くなっていく人が多いと思います。それが日常化すると、いつの間にか払うのをやめてしまうという事態に陥ってしまうかもしれません。そうならないためにも、一人で考えずに、運営者側に相談に行くといいと思います。

 市町村によって異なる部分はあると思いますが、だいたいのところでは、経済的等、何かしらの事情のために支払いが難しい人のための納付相談が行われています。そこでいろいろと話し合ってみるといいと思います。減免や減額、または支払期間の延長等の対策を講じてくれるかもしれません。

 しかし、この相談が平日ばかりだと、なかなか出向くことが出来ない人も多いと思います。それでは、何の意味もありませんね。それを考えてか、最近では午後7時や8時まで相談時間を延長したりしているところもあるようです。私のところは週に1回、夜の7時まで窓口が開いています。また、夜も難しい人ために、日曜日に窓口を開いている場合もあります。だいたい、月に1回みたいですが。

 このように、納付が難しい人のためにいろいろな対策があります。払えないからといってすぐにあきらめるのではなく、1回相談窓口に行って、事情を説明することも必要なのではないでしょうか。