わかりやすい国民健康保険料。メニュー

国民健康保険料を意識しよう

 国民健康保険というものは、国民すべてが入る「国民皆保険」ということを目指して、作られたものです。公的な医療保険があるから、我々は医療にかかった時、全額自己負担せずに診察等を受けられることができるのです。その国民健康保険を運営し続けるためには加入者は国民健康保険料をしっかりと払う必要があるわけです。

 しかし、近年は少子高齢化や高度な医療技術の進展のため、医療費が増加してきている。医療費が増加してしまったら、当然ながら国民健康保険料も増加してしまう。そうなると、払うのをやめてしまう人も出てくるかもしれない。また、国民健康保険は無職の人でも加入できるが、上記のような理由で国民健康保険料が上昇してしまったら、やはり払えない、払いたくても払えないのが現実なのではないだろうか。

 そうなると、どうするべきか。簡単に解決できるような問題ではないと思う。もちろん、今から述べることだけでは解決できないとは思うが、やはり、払える人間は、しっかりと国民健康保険料を払うべきなのではないだろうか。また、送付されてきた国民健康保険料を見て、払えないと思ったら、運営している市町村へ相談してみるべきである。減免や減額の制度というものがある。それが適用されるかもしれないからである。

 もちろん、これだけですべてが解決するわけではない。しかし、国民が支えあって保険を維持していくという意識をもってすれば、国民健康保険料を納付することを前向きに考えることもできるのではないだろうか。