わかりやすい国民健康保険料。メニュー

国民健康保険料を考える

 今はそうではありませんが、私は以前は国民健康保険がどのように決まるのかを全く知りませんでした。とりあえず送付されたものを見て、それを払っていたという程度でした。しかし、ある年、理由は特にないのですが、何となく知りたいなぁと思って、送付書を細かく見ました。しかし、まったく分かりませんでした。「これはいけない」と思い、インターネットや書籍を利用して、いろいろ自分なりに調べました。そして、それなりに分かった時に驚いてしまいました。まず、国民健康保険料には「住民税」による算定方式と「所得比例」による算定方式があるということでした。私のところは「住民税」によるものであったので、全国すべてがそれだと思っていたのですが、ほとんどの所は「所得比例」方式ということを知り驚きました。

 また、住民税は確定申告によってきまるのだということも、そのときはっきりと理解しました。住民税は、前年度の所得によって決まるのです。そして、その住民税によって(住民税方式の場合)国民健康保険料が決まるのだということを知りました。

 こうしていろいろ知ったわけですが、知ってどうなったかというと、国民健康保険料というものは、労働の対価であるんだなぁという気持ちになりました。働けば働くほど保険料は高くなる。それがいいことなのか悪いことなのかは別にして、働いている以上はしっかりと払わなければならないのではないかと考えました。それ以降は、しっかりと納付しようと決意しました。それでも、うっかり忘れてしまうことはあるのですが…。