国民健康保険料は控除になる
確定申告をしているとよく分かりますが、国民健康保険料は国民年金同様、社会保険控除として全額が控除できます。なぜ控除を意識するのかというと、控除が多ければ多いほど、所得税が少なくなり、最終的には、住民税や国民健康保険料も安くなるのです。ですから、国民健康保険料はしっかりと払うべきだと思います。
もちろん、こう考える人もいるでしょう。「全額控除されるといったって、手元にはお金がなくなってしまうのだから、やはり払いたくない」と。目の前からお金がなくなってしまうのはやはり、嫌なことでしょう。そして、自分は病気にかからないと思っている人は尚更そう考えるかもしれません。しかし、控除がなければ、控除した時よりも、所得税はあがり、住民税も国民健康保険料も高くなってしまうのです。そして、保険料を滞納し続ければ、いろいろな制裁を受けてしまうわけです。目の前のお金にばかり気を取られてしまい、先の事を考えないと、後でいろいろ困ったことが起こってしまうかもしれません。もし、経済的に払えない場合は、相談窓口もあるので利用するべきだと思います。
控除は意外と大きいと思います。所得税が安くなるということは、それだけ、所得税の還付金も多くなるわけです。その分を住民税や国民健康保険料に充てることも可能になってきます。世の中は単独では動いておらず、いろいろと巡り巡っているいるということがわかりますね。多方面から考えていくと、保険も払わなければならないという気持ちになるのではないでしょうか。